起業にあたり役職の選定
- 2018/6/12
- 会社設立

起業する際、まず初めに組織創りからの役職の選定に悩みます。大手企業や普通の会社の真似をする必要はなく自分の会社にマッチする役職を検索していきましょう。
■日本の一般会社組織には色々な役職名が存在しますが、どのような役職があるのかおさらいしていきましょう。
◎会長=社長を退任後就任するケースが多い名誉職と位置付け会長とする会社もある。
◎社長=代表取締役、会社の権力者
◎副社長=取締役の役員から選出されることが多い
◎専務=社長の業務補佐と業務全般の指揮官
◎常務=社長の業務補佐と業務管理の指揮官
◎支社長=支社の長(その会社の顔となる重要な支社)
◎支店長=支店の長(上記同様重要です)
◎本部長=業務全般の本部責任者
◎部長=部と呼ばれる組織の長
◎工場長
◎次長
◎室長
◎課長=監督者的立場
◎主幹
◎主査=階級を表し役職ではない
◎係長
◎主任
■能力の査定
日本の大手企業では役職と能力が見合っていて能力が高い人が評価されるのは当然のことで役職付となります。中にはひとりで3つの役職をこなす方もいて利益を増大させています。
■役職の意味
役職を就ける場合、起業した会社をどのように魅せたいかにもよりますが、役職の意味は、能力に応じて役職に就ける場合と、外部の企業やお客様向けに宣伝目的で就ける場合もあります。例えば営業職の場合などは位の高い役職がついている方が有利です。決裁権があると仮定されて契約成立に結び付きやすくなります。同じく商品開発の場や工場など外部の方が訪問された場合など、位の高い役職の方が説明した方が安定感や安心感を与えるものです。
■教育が大事
に能力が伴わないPR役職の場合は、その役職に合うレベルまで底上げ教育が必要になります。個人個人の人事評価表を作り評価することも重要で、会社の業績が上がればそれなりの評価を下し、報酬や給料アップを提示することでやる気や意識レベルの底上げにもつながります。
■実は社長よりも経理部長が大事?
日本の企業で最もヘッドハンティング(引き抜き)が多い役職は、経理部長です。なぜ経理経験者が必要なのでしょうか。答えは簡単です。会社の資金繰りが良くなれば売り上げや戦略、また部署内での改善や融資や税金の財政業務全般など、多岐にわたり安定するからです。公認会計士や税理士の資格を持つ方でしたらさらに優位になります。
■自分の右腕を探す
今から起業を目指す方は、まずパートナーを探すことから始めてみてはいかがでしょうか。自分の右腕となる人材を取締役に選任して、会社の指針を2人で決めていくのが理想的です。最近では、上記した経理ができる人を右腕にする中小企業も増えてきています。取締役のポストは代表取締役の解任もできますので、信頼できる理想の取締役の選定も慎重に行ってください。貴方の理想をかなえるお手伝いが株式会社Buil-netフロンティアでは可能ですのでお気軽にご相談ください。