知っていますか?シェアオフィスとサテライトオフィスのちがい
- 2022/5/12
- シェアオフィス

新しいオフィス形態として、日本でも広まってきているシェアオフィスとサテライトオフィス。聞いた事はあるけれども、ちがいがよく分らない、と言う人もいるのではないでしょうか?今回は両者のちがいについて、詳しく解説します。
シェアオフィスとは?
シェアオフィスとは、英語のShared Officeから来ています。意味は共有されたオフィスです。その名の通り、一つのオフィススペースを複数の利用者が利用するというオフィス形態です。大きなテーブルと沢山の椅子がある、又はたくさんテーブルと椅子があります。
施設によって異なりますが、周りのスペースからパーティションで区切られた半個室を備えている場合もあります。席は基本的にフリーアドレスと呼ばれる自由席ですが、オプション料金を支払う事で自分専用の席とする事ができる施設もあります。
コピー機/ファックス/スキャナーの複合機をフロア内に置いていて、実費負担で利用できるという形態を取っている施設が多いです。他にも貸会議室やロッカーが有料で使用できる施設もある様です。その他、高速インターネット回線が完備されており、ノートパソコンを持ち込めばいつでも業務を始める事ができます。
サテライトオフィスとは?
英語のsatellite、衛星と言う意味の言葉が使われている通り、企業の本社などの拠点とは別に、離れた場所にある拠点をサテライトオフィスと呼びます。サテライトオフィスを企業が設ける意味とは、既にある拠点とは別の場所にオフィスを設ける事で、従業員の通勤の便を図る、離職率を下げる、最近では世界的感染症対策として1ヶ所にすべての従業員を集める事を回避する、などがあります。
従来の支店や支社などは、営業活動の拠点という意味合いが強かったのですが、サテライトオフィスはエンジニアのみが働いている、と言ったケースも珍しくありません。また、従来の支店、支社などと言った拠点と比較して、規模が小さいのも特徴です。
それ以外にもあるオフィス形態
シェアオフィスとサテライトオフィスのちがいが分ったところで、よく混同される他のオフィス形態についても触れたいと思います。
レンタルオフィスとは?
シェアオフィスとは異なり、別の利用者とはパーティションやドアで仕切られた専用のスペースを割り当てられて仕事をしますが、複合機や会議室などは、シェアオフィスと同様、他の利用者と共有するオフィス形態です。専用のスペースのドアには施錠できるため、毎日業務を終えた後にパソコンなどを持って帰る必要がありません。
専用スペースは、一人用から、数人程度用までが同じフロア内にある事が多く、まだ賃貸オフィスを借りるほどではないが、これから徐々に会社の規模を大きくしていきたいというスタートアップ企業などが、従業員の増減に合わせて簡単な手続きで借りる専用スペースを変える事が可能です。
バーチャルオフィスとは?
バーチャルオフィス(英語ではVirtual office)とは、仮想オフィスという意味になります。
実際に仕事をする場所を借りるのではなく、名刺やホームページに載せるオフィスの住所を借りるサービスの事を言います。自宅で仕事をしているが、賃貸契約の制約上、自宅を事務所にできない、又はプライバシー保護の観点から自宅住所を公開したくないという人から需要があります。
バーチャルオフィスはあくまで住所の提供だけのサービスで、テーブルや椅子を備えた業務スペースは無い事が多いので、注意が必要です。その分、利用料はシェアオフィス、レンタルオフィスなどに比べて低くなっています。自宅以外で仕事をしたいという人は、オフィススペースの利用可能な施設を探してみると良いでしょう。
まとめ
今回はシェアオフィスとサテライトオフィスそれぞれの概要と、混同されがちなものとして、レンタルオフィス、バーチャルオフィスをご紹介しました。
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