採用年間スケジュールをおさらい!優秀な人材確保のために
- 2018/5/15
- スタッフ

採用年間スケジュールをおさらい!優秀な人材確保のために
希望する人材を確保するには、タイミングと縁が重要ですが、一般的なスケジュールにそって、準備を進めていくことも大事です。インターシップや先輩からの紹介制度など多角的な評価ができる方法を工夫する企業も増えています。採用の年間スケジュールをまとめてみましょう。
■一般的な新卒採用スケジュール
経団連加盟の大手企業では、3月広報解禁、6月選考解禁、10月内定解禁、翌年4月に入社というスケジュールが組まれています。
前年の年末から広報を開始した2015年には、就職活動が長期化することで学生の勉学を妨げたという批判が生まれたこともあっての流れです。
しかし、非経団連加盟の企業ではこの取り決めに従わなければならない訳ではありませんから、大手の動きをみて、早い時期から動き出すケースもあります。
大まかには…
・3~5月:エントリー開始。内々定を出すケースもある。(第1クール)
・6~7月:本格的な選考・面接。(第2クール)
・8~9月:多くの内々定・内定が決まる。(第3クール)
・翌年4月入社
…といった流れになりますが、それぞれの期間ごとに分散して内定者を出す方式を取るやり方もできます。
■エントリー開始までに準備しておくこと
・採用計画
・求める人物像をまとめる
・採用職種と人数
・応募学生用の企業情報・募集情報の作成(ホームページやSNS、広告媒体向けなど)
・説明会やセミナー開催、選考方法の検討
・採用活動の人員確保
名前の売れている大企業では、募集をかけてエントリーが始まればある程度の母数が見込めるでしょう。
しかし、創業からまもないベンチャーの場合には、広告にかける費用も限られた中、母数を確保することが難しい場合が多いものです。
・話題性のある応募資格や選考方法を設定してSNSで拡散を狙う。
・身近な人の推薦を利用して対象を絞った選考をする。
・魅力的な自社サイトを作り込み、興味を持ってもらう。
…などの、大手とは一味違った工夫が必要かもしれません。
■インターシップや知り合いのちからを利用する
ある程度の規模拡大の局面では、大きな母数を確保することも重要ですが、少数精鋭で、自社の風土に合う人材を確保したい場合には、インターシップや知り合いからの紹介で、希望にピタリとはまる人材に巡り会えることも多いものです。
また、資格などスキルの高い人を望むのか、適応力や人物重視で選考するのか、採用担当の方向性をすり合わせて置くことも大事です。
ベンチャーの場合には、一緒に会社を大きくする苦労をしてくれる人材という視点も忘れてはいけません。