補助金とつなぎ融資
- 2018/6/7
- 創業支援

会社を経営していると、経営の波はまぬがれないでしょう。事業をはじめたばかりや、たな事業、新たな経営戦略の為に事業にかかる資金が一時的に不足してしまうことも考えられます。そんな状況を想定して、補助金とつなぎ融資について紹介したいと思います。
■補助金の役割とは?
国の政府機関である経済産業省や自治体が、いろいろな目的を達成するために税金の助けを借りて起業家や中小企業を支援していく資金を提供する制度の事をいいます。
補助金は、それぞれの地域にある認定支援機関によって申請をおこなって認定されることにより、会社の事業計画の実行がなされた後で、「補助金」が支給されることになっています。認定機関にはその年度に対してのいろいろな事業支援が提示されています。申請期間は、数週間から募集しており、採択件数には限りがあるので早めの対応が必要になってきます。
また、資金の援助があるからと言ってすぐには支給されるわけではないので、見切り発車は危険な行為です。資金難にそなえた計画が必要になってきます。
補助金の最大のメリットは、返済義務がないことですが、その分審査の必要があるので事業目的の達成の為の綿密な計画書が必要になります。
■つなぎ融資はいつ・どこで利用できる
事業目的においての「つなぎ融資」にはわかりやすく2種類説明いたします。
・資金の運用においての急な資金調達
会社の経営において利益の追求には好不調はつきものです。ですが、急な資金繰りは前もって予想できるはずです。その為に銀行に事業計画による融資などの相談をしておくべきでしょう。しかしながら、どうしても調達できない場合には一時的な手段としてノンバンクからの融資にたよることもあります。
・補助金の申請が通った場合における資金到達
補助金の申請がかなえば、国や自治体からのお墨付きをもらったことになります。補助金が支給されるまでの期間の短期的な資金繰りとして銀行が提案している融資制度を受けることが可能になります。また、補助金は、返済義務のない支給されるものなので銀行の利子を支払っても事業者にとっては大きなメリットとなります。
■公的補助金における「つなぎ融資」の銀行の制度
国および自治体からの事業資金や工事などを請け負った場合の必要な資金(公的な資金)に対する「つなぎ融資」は各銀行において制度が整っており活用すること可能です。まずは取引先の銀行から相談していく事が必要だと思います。都市銀行や信用金庫などでは「つなぎ融資」専用の融資制度が用意されているので、ご相談ください。
補助金とつなぎ融資について説明してきましたが、他にも「助成金」を活用した国からの援助金を利用することで、個人事業者や中小企業は資金の給付を受けることができます。起業されている方やレンタルオフィスを必要とされている方は、Buil-netフロンテアまでご用命下さい。